はじめての町にいくには夜になってから到着するのがいい。 灯に照らされた部分だけしか見られないのだからそれはちょっと仮面をつけて入っていくような気分で、事物を穴からしか眺めないことになるが、闇が凝縮してくれたものに眼は集中してそそがれる。翌朝になって日光が無慈悲、過酷にどんな陳腐、凡庸、貧困、悲惨をさらけだしてくれても、白昼そのままである状態に入っていったときよりは、すくなくとも前夜の記憶との一変ぶりにおどろいたり、うんざりしたり、ときにはふきだしたくなったりするものである。 白昼に到着しても夜になって到着しても、遅かれ早かれ、倦怠はくるのだから、ひとかけらでもおどろきのあるほうをとりたい。 by 開高健「夏の闇」
2014年5月11日日曜日
大国魂神社の「くらやみ祭り」見所
大国魂神社の例大祭は、
��月30日の品川海上禊祓(みそぎはらい)式
��月6日の神輿還御までの7日間に様々な神事がある。
別名の「くらやみ祭り」というのは、
深夜に街の明かりを全て消した暗闇の中で行われたことから。
��月5日が府中のもっとも盛り上がる日。
出店が大国魂神社内いっぱいに出店して、綿アメやたこ焼きを持って歩く
人たちが府中駅から大國魂神社、府中本町から大國魂神社の間にあふれる。
太鼓や神輿を身近で観たい場合は・・午後6時を待つ。
午後6時の花火の合図とともに、国内最大級の6張りの大太鼓が地鳴りのごとく打ち鳴らさる。
��基の神輿は、大太鼓と提灯の灯りに導かれ、
神社本殿から御旅所(旧甲州街道と府中街道の交差点)までの間を行く。
交通整理がされるが
午後5時半ぐらいからは、場所取りが活発になる。
見やすいのは、大國魂神社前から旧甲州街道沿いである。
今年、2013年の例大祭も
天気は良いようなので、十分楽しみたい。
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